まみちゃ‐じない【眉茶】
《「しない」は大形のツグミ類の古名》ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長22センチくらい。上面は暗緑褐色で、腹と眉斑(びはん)が白く、雄は頭部が灰黒色。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。
痛痒(つうよう)を感(かん)じ◦ない
なんの影響も利害も感ぜず、全く平気である。痛くもかゆくもない。「欠員が出てもなんら—◦ない」
芋(いも)の煮(に)えたも御存(ごぞん)じない
芋が煮えたのか煮えてないのかの区別もつかない。世間知らずな者をあざけっていう言葉。
すない【少】
[接頭]《「すな(少)き」の音変化》官職名を示す語に付いて、同じ官職・位階のうち下位であることを表す。「—ものもうし」
ず‐な・い【図無い】
[形][文]づな・し[ク]程度に限りがないさま。途方もない。とてつもない。「そんたあ—・い人だやあ」〈滑・膝栗毛・三〉
かかせ◦ない【欠かせない】
[連語]《動詞「か(欠)かす」の未然形+打消しの助動詞「ない」》なしでは済ますことができない。欠くことができない。「外交に利害得失の計算は—◦ない」「盆栽は毎日のお手入れが—◦ない」
思(おも)うに任(まか)せ◦ない
望んだとおりに事が進まない。「意見が続出して議事進行が—◦ない」
口(くち)にも筆(ふで)にも尽(つ)くせ◦ない
話にも文章にも表現しきれない。筆舌に尽くしがたい。「—◦ないすばらしい出来栄え」
げせ◦ない【解せない】
[連語]《動詞「げせる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》納得がいかない。理解できない。「彼がその案に同意したというのも—◦ない話だ」
指(ゆび)一本(いっぽん)も差(さ)させ◦ない
他人に少しの非難・干渉もさせない。「この仕事には—◦ない」