まかな・う【賄う】
[動ワ五(ハ四)] 1 費用・人手などを用意する。ととのえる。「寄付で費用を—・う」 2 食事をととのえて出す。「夕食を—・う」 3 事を処理する。切り盛りする。「親からの仕送りで—・う」 4 ...
まに【摩尼】
《(梵)maṇiの音写。珠・宝・如意(にょい)と訳す》 1 珠玉の総称。摩尼珠。 2 竜王の脳中から出て、望みをすべてかなえるという珠玉。如意宝珠。
ほんや‐たいしょう【本屋大賞】
新刊書を扱う全国の書店員が、もっとも客に薦めたいと思う小説を投票で選ぶ文学賞。投票資格をもつのは、アルバイトを含む現役の書店員のみ。第1回は平成16年(2004)。 [補説]受賞作一覧平成16年...
ぼん‐ばな【盆花】
盂蘭盆(うらぼん)に山野から取ってきて盆棚に飾る花。キキョウ・オミナエシなど地方によって違いがある。《季 秋》
まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】
万葉集に詠み込まれている植物。ハギ、ウメ、マツ、アシ、ナデシコ、オミナエシ、イネ、ウリなど約160種ある。
ミダス【Midās】
ギリシャ神話で、小アジアのフリギアの王。強欲から、触れるものすべてが黄金となる願いをかなえられたが、食物まで黄金となり、空腹のあまり元に戻してもらった。また、パンとアポロンの音楽の競演を審判して...
むね‐の‐けむり【胸の煙】
胸の火が燃えるときに出る煙の意で、胸の中の激しい思い。また、その思いがかなえられない苦しみのたとえ。「袖の浪—は誰も見よ君が浮名のたつぞ悲しき」〈新勅撰・恋五〉
みつ‐かなわ【三つ鉄輪】
1 紋所の名。三つの輪を図案化したもの。 2 「三つ鼎(がなえ)」に同じ。「—でもう一度ここで言うて下さんせ」〈伎・幼稚子敵討〉
みつ‐どもえ【三つ巴】
1 三つのものが互いに対立して入り乱れること。「—になって争う」 2 三人が向かい合って座ること。三つ鼎(がなえ)。 3 紋所・文様の名。巴を三つ組み合わせて円形にしたもの。
みつ‐がなえ【三つ鼎】
鼎の足のように、三人が三方に対座すること。鼎座(ていざ)。かなえ座。みつかなわ。