なかだち‐ぐち【仲立ち口】
両者の間に入ってうまくとりなす言葉。なこうどぐち。
なかだち‐にん【仲立ち人】
1 仲立ちをする人。媒介者。 2 他人間の商行為の仲介を職業とする人。ブローカー。
なか‐だて【仲立て】
「仲立ち1」に同じ。「歌よむ—にては、それなむせらるなる」〈今鏡・二〉
なか‐だるみ【中弛み】
[名](スル) 1 中間がたるむこと。途中で一時的に緊張がゆるむこと。「—する映画」 2 取引用語で、上昇気配の相場が途中で一時横ばいないし軟調になること。「株式市況が—になる」
なか‐ち【仲子】
兄弟の中で、年齢が中間にある子。なかちこ。「都武賀野(つむがの)に鈴が音聞こゆ可牟思太(かむしだ)の殿の—し鳥狩(とがり)すらしも」〈万・三四三八〉
なか‐ちがい【仲違ひ】
「なかたがい」に同じ。「御辺達、痛く近付いて頸に—すな」〈太平記・二二〉
なか‐ちょう【仲町】
江戸深川の地名。現在の東京都江東区門前仲町。富岡八幡宮の門前町で、江戸時代には茶屋が多くあった。
なかっ◦た
[連語] 《形容詞「ない」の連用形+完了の助動詞「た」。中世後期以降の語》 1 ある事柄が過去に存在しない意を表す。「こんなに大きな地震は—◦た」 2 過去のある状態・心情などを打ち消す意を表...
無(な)かった事(こと)に◦する
それまでの経過の中で検討した事柄、また決定した事柄をすべて取り消して、白紙に戻す。また、その件が初めから存在しなかったかのようにみなす。「この契約は—◦させてください」「失敗を—◦する」
なかつ【中津】
大分県北西端の市。周防灘(すおうなだ)に臨む。近世は奥平氏らの城下町。耶馬渓(やばけい)や福沢諭吉の旧居がある。平成17年(2005)3月に下毛(しもげ)郡4町村を編入。人口8.4万(2010)。