ならい‐ごと【習い事】
芸事・技術などを師匠について習得すること。けいこ事。
習(なら)い性(せい)となる
《「書経」太甲上から》習慣は、ついにはその人の生まれつきの性質のようになる。 [補説]「習い、性となる」と区切る。「ならいしょう、となる」「ならいせい、となる」とは読まない。
ならい‐せんばん【倣い旋盤】
模型の形状に沿って工具の動きを自動的に案内し、工作物を同様の形状に切削する旋盤。
なら‐いっとうぼり【奈良一刀彫】
江戸初期、奈良で始まった一刀彫り。また、それによる人形・動物など。奈良彫。→奈良人形
ならい‐と・る【習ひ取る】
[動ラ四]習って自分のものとする。習得する。「父が弾く手、一つ残さず—・りつ」〈宇津保・俊蔭〉
ならい‐もの【習い物】
1 習う事柄。 2 能・音曲などの芸道や茶道・華道などで、特別の許し(伝授)を得なければ、けいこすることのできない曲や段階。秘事。伝授物。
なら・う【倣う/傚う】
[動ワ五(ハ四)]《「習う」と同語源》すでにあるやり方、例をまねて、そのとおりにする。手本としてまねをする。「前例に—・う」
なら・う【習う/慣らう/馴らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 教わったことを繰り返し練習して身につける。けいこする。「夜ふけに一人でダンスのステップを—・う」 2 知識や技術などの教えを受ける。教わる。学ぶ。「父から将棋を—・う」「...
なら‐うちわ【奈良団扇】
奈良で作られる古雅なうちわ。もと、春日神社の神官が軍扇の形にならって作ったもので、天平模様や奈良の風物などが透かし彫りしてある。禰宜(ねぎ)うちわ。《季 夏》
習(なら)うより慣(な)れよ
人に教えられるよりも、自分で経験を重ねたほうが身につく。