で◦そう【で候】
[連語]《「にてそうろう」の音変化。中世語》「である」の丁寧語。…でございます。…です。→候(そう)「天子にならうず者—◦さうへ」〈史記抄・五帝本紀〉
て‐すき【手透き/手隙】
[名・形動]することがなくて暇なこと。手のあいていること。また、そのさま。「—なら手伝ってくれ」「朝と昼と、—な時は晩方も」〈鏡花・歌行灯〉
て‐は
[連語]《接続助詞「て」+係助詞「は」。上に付く語によっては「では」とも》 1 危惧・不都合などの感情をもたらす条件を仮定して示す。…たら。「けが人が出—大変だ」「死んではなんにもならない」 2...
て‐ぶし【手節】
1 手首の関節。 2 腕前。手並み。また、腕っぷし。「はめるならはめてみさっしゃい。わしにも—がござるは」〈滑・膝栗毛・三〉
できれ‐ば【出来れば】
[連語]可能であるならば。「—参加してほしい」
で‐もの【出者】
1 遊里などで冷遇される客。また、広く、のけ者にされる人。「この六蔵はおちゃっぴい、—になって今はこのざま」〈浄・矢口渡〉 2 厚かましい人。〈日葡〉 3 能で、舞台に出る役。「—にならでは、神...
天(てん)に二日(にじつ)無(な)し
《「礼記」曽子問から》天に二つの太陽がないように、一国に二人の君主があってはならない。
てら【寺】
1 《礼拝所の意の朝鮮語chyölからとも、長老の意のパーリ語theraからともいう》僧または尼が住み、仏像を安置して、仏道を修行し、仏事を行う建物。寺院。精舎。伽藍(がらん)。 2 (延暦寺を...
てん【典】
1 盛大な儀式。式典。「華燭(かしょく)の—」 2 守らなければならないきまり。のり。「諸藩の費用多きが故に今其—を止められたり」〈条野有人・近世紀聞〉
てもと‐ふにょい【手元不如意】
[名・形動]《不如意は「意の如くならず」の意》家計が苦しく金がないこと。