のち‐せ【後瀬】
1 次の瀬。下流の瀬。「鴨川の—静けく後も逢はむ妹には我は今ならずとも」〈万・二四三一〉 2 後日の逢瀬。後会。「—を契りて出で給ふ」〈源・総角〉
の・ける【退ける/除ける】
[動カ下一][文]の・く[カ下二] 1 そこから他の場所へ移したり、行かせたりする。しりぞける。「道に積もった雪を—・ける」「人を—・けて密談する」 2 取りのぞく。除外する。「不良品を—・ける...
ノンルフールマン‐げんそく【ノンルフールマン原則】
《non-refoulement principle》難民を、迫害が予想される地域に追いやってはならないという国際法上の原則。
年貢(ねんぐ)の納(おさ)め時(どき)
《租税の滞納を清算する時の意から》悪事をしつづけた者が、捕まって罪に服する時。転じて、物事をあきらめなくてはならない時。「独身生活を謳歌したが、そろそろ—だ」
ねんせい‐りゅうたい【粘性流体】
流体や流体中の物体の運動を考える際に、粘性を考慮しなければならない流体。粘性流体のふるまいはナビエストークスの方程式に従う。⇔完全流体。
ねん‐せい【粘性】
1 ねばる性質。ねばりけ。 2 流体の内部に働く抵抗。流体の速度が流れの中の各点で異なるとき、速度をならして一様にしようとする性質。
の
[格助]格助詞「を」が撥音「ん」の直後に付いて音変化したもの。能・狂言・平曲などに多くみられる。「こなたのいよいよ大名にならせられて、御普請—なされう御瑞相(ずいさう)に、番匠(ばんじゃう)の音...
ノーカウント‐じこ【ノーカウント事故】
事故を起こして保険金が支払われても、保険事故扱いにならない事故のこと。翌年のノンフリート等級は、事故を起こさなかった場合と同じく1等級上がる。無保険車傷害保険・搭乗者傷害保険・人身傷害保険などの...
のう‐しゃ【能者】
1 《「のうじゃ」とも》才能のすぐれた人。物事に堪能な人。 2 能役者。「まことに得たらん—ならば」〈花伝・一〉
のり‐なら・す【乗(り)慣らす/乗り馴らす】
[動サ五(四)]馬などの動物や車に乗ってならす。乗りやすくする。「悍馬(かんば)を—・す」