とぼ・す【点す/灯す】
[動サ五(四)] 1 あかりをつける。ともす。「燭台の火を—・す」 2 男女が交合する。「わっちらが様な数ならぬ女郎でも、—・しておくんなんす心意気は」〈洒・繁千話〉
とや‐がえ・る【鳥屋返る】
[動ラ四]夏の末ごろ、鳥屋にいるタカの羽が抜け替わる。「—・りわが手ならししはし鷹の来ると聞こゆる鈴虫の声」〈後拾遺・秋上〉
ドライ‐アイス【dry ice】
固体の二酸化炭素。炭酸ガスを圧縮・液化し、冷却して固化させたもの。昇華するため液体にならない。冷却剤として使用。
どよう‐さぶろう【土用三郎】
夏の土用入りから3日目。この日が晴れれば豊作、雨ならば凶作といわれる。《季 夏》→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎(はっせんじろう)土用三郎寒四郎(かんしろう)
とくてい‐たすうけつ【特定多数決】
欧州連合理事会において、2014年10月まで、一部の議案に適用されていた表決手続き。各加盟国に人口に応じて票数を割り当て、全352票のうち260票以上が支持、構成国の過半数が支持、支持国全体の人...
とくてい‐きふきん【特定寄付金】
国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対して支出する寄付金。寄付者は一定の所得税控除を受けることができる。ただし、学校の入学に関するもの、政治資金規正法に違反するもの、寄付者に特別の利益が及ぶ...
な
[助動] 断定の助動詞「だ」の連体形。 1 断定の助動詞「なり」の連体形「なる」の音変化「なん」の、撥音の無表記。→ななり →なめり →ならし 2 《中世語》断定の助動詞「なり」の連体形「...
トゥーランドット【Turandot】
プッチーニのイタリア語によるオペラ。全3幕。1926年スカラ座で初演。カルロ=ゴッツィの寓話劇に基づき、ジュゼッペ=アダミ、レナート=シモーニが台本を担当。プッチーニは作曲の中途で死去。第3幕後...
とう‐かん【東関】
1 東方の関所。特に、京都の東にある逢坂(おうさか)の関。「昨日は—の麓にくつばみをならべて十万余騎」〈平家・七〉 2 関東のこと。「あるは西海の波の上、あるは—の雲のはて」〈平家・一二〉
とうが【東雅】
江戸中期の語学書。20巻。新井白石著。享保2年(1717)成立。中国の「爾雅(じが)」にならって、国語の名詞を15の部門に分け、語源的な解釈を施したもの。