あたたか・い【暖かい/温かい】
[形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》 1 (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「—・い部屋」「—・い地方」《季 春》「—・きドアの出入...
アタックス【ATACS】
《advanced train administration and communications system》無線式列車制御システム。従来の閉塞区間と軌道回路によるシステムとは異なり、列車の...
あたま‐から【頭から】
[副] 1 ためらうことなく。はじめから。いきなり。「—文句を言う」 2 全く。まるで。「—信用しない」「—嫌う」
あたり‐あたり【辺り辺り】
そのあたり、このあたり。ここかしこ。「ものはかなげなる小柴垣を大垣にて、板屋ども、—いとかりそめなり」〈源・賢木〉
あ‐だ【婀娜】
[形動][文][ナリ] 1 女性の色っぽくなまめかしいさま。「—な年増(としま)」 2 美しくたおやかなさま。「花の色を—なる物といふべかりけり」〈古今・物名〉
[ト・タル][文][形動タリ...
あだ【徒】
[形動][文][ナリ] 1 実を結ばずむなしいさま。無益なさま。むだ。「せっかくの好意が—になる」 2 浮ついたさま。不誠実で浮気っぽいさま。「—なる恋にはあらで、女夫(めおと)の契を望みしなり...
あだ‐おろそか【徒疎か】
[形動][文][ナリ](多く「あだおろそかに」の形で、あとに否定の語を伴って用いる)軽々しく粗末にするさま。いいかげん。あだやおろそか。「親の恩を—にはできない」
あだ‐ごと【徒事】
1 真心のこもらないその場かぎりのこと。たわむれごと。「はかなき—をも、まことの大事をも」〈源・帚木〉 2 無意味なこと。むだなこと。「さればとて勧むる薬剤(くすり)に、功能なくは—なり」〈読・...
あだし‐の【徒野/仇野/化野】
京都市右京区嵯峨、小倉山の麓の野。中古、火葬場があり、東山の鳥辺野(とりべの)と併称された。名は「無常の野」の意で、人の世のはかなさの象徴としても用いられた。[歌枕]
墓地。「暁、灰よせなり...
あだ‐びと【徒人】
1 浮気者。移り気な人。「この君もいとものうくして、すきがましき—なり」〈源・帚木〉 2 風流を解する人。「—と樽を棺(ひつぎ)に呑(のみ)ほさん/重五」〈冬の日〉