おはらい‐ばこ【御祓箱/御払い箱】
1 (御祓箱)中世から近世にかけて、御師(おし)が、毎年諸国の信者に配って歩いた、伊勢神宮の厄よけの大麻を納めた小箱。はらえばこ。 2 (御払い箱) ㋐勤めを辞めさせられること。「会社を—になる...
おとぎ‐ぞうし【御伽草子】
室町時代から江戸初期にかけて作られた短編物語の総称。平安時代の物語文学から仮名草子に続くもので、空想的・教訓的な童話風の作品が多い。また、特に江戸中期、享保(1716〜1736)のころ、大坂の渋...
オフリド【Ohrid】
北マケドニア西部の都市。アルバニアとの国境にあるオフリド湖の東岸に位置する。旧市街には、ブルガリア帝国支配下の9世紀から11世紀にかけて、多数の教会が建造され、スラブ世界における正教文化の拠点と...
オフ‐オフブロードウエー【off-off-Broadway】
1950年代末から60年代初めにかけて、ニューヨークで、オフブロードウエーよりさらに急進的、反体制的、実験的な方向をめざした演劇運動。OOB。→オフブロードウエー
おとこ‐みょうり【男冥利】
1 男に生まれた甲斐(かい)のあること。男に生まれたことの幸せ。男冥加(おとこみょうが)。「—に尽きる」⇔女冥利。 2 神仏の御利益で、よい夫にめぐりあえること。「これほど生まれまさったわしをい...
おとぎ‐しばい【御伽芝居】
おとぎ話を芝居に仕組んで演出した児童劇。明治末期から大正にかけて行われた。
おしどりじゅもん【鴛鴦呪文】
三上於菟吉の小説。大正15年(1926)から昭和2年(1927)にかけて発表。昭和5年(1930)、高橋寿康監督により映画化。
お‐しゃこ【御蝦蛄】
江戸末期から明治にかけての庶民の女性の髪形の一。おばこ結びに似て、左右の輪の穴に横にかんざしを挿す。
オストラバ【Ostrava】
チェコ東部、モラバ地方の都市。オドラ川(オーデル川)沿いに位置する。ポーランドとの国境に近く、シュレジエン地方の炭田地帯にあり、製鉄業などの重工業で発展した。国立モラビアシレジア劇場、オストラバ...
おしろい‐ばな【白粉花】
オシロイバナ科の多年草。園芸上は一年草としても扱われる。高さ約1メートル。葉は広卵形で、対生する。花は夏から秋にかけて咲き続け、色は紅・白色や絞りなどがあり、らっぱ状で、夕方に開く。江戸時代、種...