かけ‐まく【懸けまく】
[連語]《動詞「か(懸)く」の未然形+推量の助動詞「む」のク語法》心にかけて思うこと。口に出して言うこと。「—もゆゆしきかも言はまくもあやにかしこき」〈万・一九九〉
がく‐もん【学問】
[名](スル) 1 学び習うこと。学校へ通ったり、先生についたり、本を読んだりして、新しい知識を学習すること。また、身につけた知識。「—のある人」「—する楽しさ」 2 理論に基づいて体系づけられ...
かげん‐けい【華原磬】
1 中国陝西(せんせい)省華原産の石で作った「へ」の字形の楽器。架にかけてばちで打ち鳴らすもの。 2 奈良の興福寺に伝存している儀式用の楽器。銅製で鎌倉時代の作といわれる。
かけ‐め【掛(け)目】
1 はかりにかけて量った重さ。量目(りょうめ)。 2 原料繭の価格を表す係数。一般に、1キログラムの生糸生産に必要な原料繭の価格をいう。
がくれん‐じけん【学連事件】
大正14年(1925)、京都で、学連の指導的メンバーが治安維持法違反・不敬罪などの理由で検挙された事件。翌年にかけて全国的規模で大学教授も含めた検挙が行われた。
かくもちこみ‐みつやく【核持(ち)込み密約】
日米間で交わされた、米軍による日本への核兵器の持ち込みに関する合意・密約のこと。平成21年(2009)9月から平成22年(2010)3月にかけて外務省の調査チームと有識者委員会がそれぞれ調査・検...
ガザニア【(ラテン)Gazania】
キク科の多年草または一年草。南アフリカ原産。観賞用。初夏から初秋にかけて、橙(だいだい)・桃・白色の大きな花をつける。
カオール【Cahors】
フランス南部、オクシタニー地方ロート県の県都。ロート川沿いに位置し、赤ワインの名産地として知られる。11世紀から14世紀にかけて建造されたサンテチエンヌ大聖堂、ゴシック様式の塔とアーチをもつ14...
かえらざるなつ【帰らざる夏】
加賀乙彦の長編小説。陸軍幼年学校へ入学した生徒の、戦時下から終戦にかけての心情や苦悩を描く。昭和48年(1973)刊行。同年、第9回谷崎潤一郎賞受賞。
カカシュトラ【Cacaxtla】
メキシコ中東部、トラスカラ州にある遺跡。プエブラの北西約30キロメートルに位置する。オルメカ文明の流れをくむ都市遺跡で、7世紀から9世紀にかけて繁栄した。マヤ文明の影響が見られる、青を基調とする...