えり‐おしろい【襟白粉】
襟首から肩にかけてつける濃いおしろい。江戸中期から、上方風の厚化粧をまねて流行した。牡丹刷毛(ぼたんはけ)を使って塗る。
エルニーニョ‐げんしょう【エルニーニョ現象】
《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ...
エルジェーベト‐ばし【エルジェーベト橋】
《Erzsébet híd》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川に架かる橋。西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結び、自由橋の北側に位置する。オーストリアハンガリー帝国皇帝フランツ=ヨーゼフ...
エル‐ハワリア【El Haouaria】
チュニジア北東部、ボン岬半島の北端にある町。毎年5月から6月にかけて、伝統的な鷹狩りの祭りが催されることで有名。古代ローマ時代の石切り場跡がある。
エマーソンろんぶんしゅう【エマーソン論文集】
アメリカの思想家、エマソンの論文集。原著を「エッセイ」第1集、第2集とした、戸川秋骨による翻訳が、明治44年(1911)から明治45年(1912)にかけて、上下2巻で刊行された。
エルベ‐ひろば【エルベ広場】
《Piazza delle Erbe》 イタリア北東部、ベネト州の都市ベローナにある広場。古代ローマ時代の公共広場に起源し、当時はシニョーリ広場と併せてひとつの広場だった。14世紀に作られた「...
エルブス【elves】
雷放電に伴い、中間圏から熱圏にかけての地上約90〜100キロメートル付近に発生するリング状の発光現象。電離層に関係すると考えられる。スプライトやブルージェットとともに、高高度発光現象(TLE; ...
エメラルド‐マウンド【Emerald Mound】
米国ミシシッピ州南西部にある遺跡。ナッチェスの北東約20キロメートルに位置する。13世紀から17世紀にかけて先住民のナッチェス族が築いた墳丘があり、同国第2の規模をもつ。神殿または墓地だったと考...
エボラ‐だいせいどう【エボラ大聖堂】
《Sé de Évora》ポルトガル中南部の都市エボラの旧市街にある大聖堂。12世紀末から13世紀初頭にかけて建造。以降、回廊や礼拝堂などが増築された。1584年に天正遣欧使節が立ち寄ったといわ...
エレア‐がくは【エレア学派】
前6世紀後半から前5世紀初めにかけて、南イタリアのエレア(Elea)に興った古代ギリシャ哲学の一派。運動変化を否定して一元論を説いた。パルメニデス・ゼノンらが有名。