うんぼう‐たく【雲夢沢】
中国古代に湖北省から湖南省にかけて存在したという大湿地。揚子江中流の武漢付近の湖沼群はその跡といわれる。
えいゆうのしょうがい【英雄の生涯】
《原題、(ドイツ)Ein Heldenleben》リヒャルト=シュトラウスの交響詩。1897年から1898年にかけて作曲。作曲者自身の生涯を描いたとされる。ウィレム=メンゲルベルクとアムステルダ...
えつ【粤】
(「越」とも書く)中国南部、現在の浙江(せっこう)省以南からベトナム北部にかけて住んでいた南方系の民族。また、その国。
中国広東(カントン)省の異称。
エスキルストゥーナ【Eskilstuna】
《「エスキルスチュナ」とも》スウェーデン南東部の都市。ストックホルムの西約100キロメートルに位置する。中世に交易および伝道の拠点として栄え、17世紀から18世紀にかけて、冶金業、武器製造で発展...
エコ‐ポイント
《(和)eco+point》 1 マイバッグや公共機関の利用、電気の節約など、環境に配慮した行動に対して付与される点数。また、その数に応じて商品やサービスの提供が受けられる仕組み。→エコアクショ...
えぞ‐いしかげがい【蝦夷石陰貝】
ザルガイ科の二枚貝。殻はトリガイに似る。身は肉厚で、すし種などにする。日本ではオホーツク海から鹿島灘にかけての浅海に生息、岩手では養殖もされる。石垣貝。
えぞ【蝦夷】
古代、北陸・関東北部から北海道にかけて居住した人々。大和政権から異民族視され、大化の改新後は朝廷の征討によってしだいに北方に追われ、しばしば抵抗した。えみし。
⇒蝦夷地(えぞち)
えちご‐ぶし【越後節】
江戸末期から明治中期にかけて、越後の民謡から出て瞽女(ごぜ)などが全国に広めた歌謡。芝居の心中物や社会事件などを題材にした長編の口説(くど)き歌。越後口説き。
エチミアジン【Echmiadzin】
アルメニア北西部の古都。首都エレバンの西約20キロメートル、アララト平野に位置する。紀元前2世紀頃の古代都市バルツケサバンに起源し、その後、バガルシエ1世にちなみバガルシャパトに改称。2世紀後半...
えちぜん‐かいがん【越前海岸】
福井県中部、敦賀(つるが)市杉津(すいづ)から坂井市三国町安島の東尋坊に至る海岸。敦賀市から福井市西部にかけて海岸段丘と海食による断崖が続く。中心は越前岬で、岬付近にはスイセンが自生する。越前加...