ヌーベル‐バーグ【(フランス)nouvelle vague】
新しい波。1958年ごろからフランス映画界に現れた一群の若い映画監督、およびその作品傾向をさす。ストーリーにこだわらず、映像の主体性を重視するなど、旧来の映画作法の打破を試みた。ゴダール・トリュ...
なか‐ぞら【中空】
[名]空の中ほど。中天。「—までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉 [形動ナリ] 1 どちらともきまらないさま。中途半端。「いづ方にも寄らず—にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉...
バイレ【Vejle】
デンマーク、ユトランド半島東部の都市。バイレフィヨルドの最奥部に位置し、良港に恵まれる。中世より商業が発達し、19世紀に織物業が発展。食品加工業をはじめとする各種工業が盛ん。13世紀の聖ニコライ...
はい‐こも・る【這ひ籠もる】
[動ラ四]這い込んで中にこもる。「人げなう、たださる方に—・りて過ぐしつべし」〈源・東屋〉
はいぞう‐ジストマ【肺臓ジストマ】
肺吸虫(はいきゅうちゅう)の別名。肺臓二口虫(にこうちゅう)。
はいかい‐か【俳諧歌】
和歌の一体。用語または内容にこっけい味のある歌。古今集巻19に多くみえる。ざれごとうた。はいかいうた。→狂歌
はく‐は【白波】
1 白く泡だっている波。しらなみ。 2 《中国後漢のころ、白波谷(はくはこく)にこもった黄巾の賊を白波賊と呼んだところから》盗賊。しらなみ。
バイオトロン【biotron】
環境と生体との関係を研究するための、温度・湿度・光などの環境条件を人工的にコントロールできる生物の飼育・培養装置。ファイトトロン(植物用)・ファンジトロン(菌類用)・インセクトロン(昆虫用)など...
ばい‐か【貝貨】
貝殻製の貨幣。古代中国では、刀銭・布銭の流通前にコヤスガイが貨幣として用いられたと推定されている。また、西アフリカやオセアニアなどでは社会的関係や地位を象徴する宝物・贈答品として用いられている。
は‐がん【破顔】
[名](スル)顔をほころばせて笑うこと。「室に入って来た彼は、晴れやかにこう言って—した」〈徳永・太陽のない街〉