に‐ぶ【二部】
1 二つの部分。また、第2の部分。「—から成る伝記」「大河ドラマの—」 2 書物・書類などの二そろい。「コピーを—とる」 3 高校・大学などで、昼間部に対して夜間部のこと。
に・ぶ【鈍ぶ】
[動バ上二]にび色になる。にばむ。「—・びたる御衣どもなれど」〈源・朝顔〉
にぶ・い【鈍い】
[形][文]にぶ・し[ク] 1 刃物の切れ味が悪い。「ナイフの切れが—・い」⇔鋭い。 2 ㋐動きがのろい。動作が機敏でない。「客足が—・い」「動作の—・い動物」 ㋑感覚が鋭敏でない。反応が遅い。...
にぶ‐いろ【鈍色】
「にびいろ」に同じ。「—の雲の彼方に」〈有島・或る女〉
にぶ‐おんぷ【二分音符】
⇒にぶんおんぷ(二分音符)
にぶ‐がっしょう【二部合唱】
二つの声部による合唱。
にぶ‐きん【二分金】
江戸時代の金貨の一。1両の2分の1にあたる。文政二分金・安政二分金・万延二分金などがある。二分判金。
にぶ‐けいしき【二部形式】
一つの楽曲が二つの楽節からなる形式。第一部分と第二部分が、同じもの(反復)と異なるもの(対照)の二つの型がある。二部分形式。
にぶ‐さく【二部作】
二つの独立した部分からなり、互いに相関連して統一のとれている一つの作品。
にぶ‐じゅぎょう【二部授業】
小・中学校で、教員あるいは教室不足などの場合に、児童・生徒を午前・午後などの2部に分けて授業を行うこと。