にまい‐ぐし【二枚櫛】
2枚の櫛を結った髪の前頂に並べてさすこと。ふつう、遊女がした。
にまい‐げり【二枚蹴り】
相撲のきまり手の一。四つに組み、少し相手を浮かしぎみの体勢から、差し手の側の足裏で相手のくるぶし付近を払い上げて倒す技。
にまい‐ごし【二枚腰】
相撲などで、粘り強い腰のこと。
にまい‐じお【二枚潮】
釣りで、上層と下層の潮温の差が大きいこと。魚の食いが悪い。二段潮。
にまい‐じた【二枚舌】
矛盾したことをいうこと。うそをつくこと。「—を使う」
にまい‐ど【二枚戸】
2枚を引き違いにして開閉する戸。
にまい‐め【二枚目】
1 歌舞伎の役柄で、主に恋愛場面を見せる美男の立ち役。江戸時代の劇場で、表の看板の右から2番目に名が書かれたところからいう。また一般に、演劇・映画などの美男役。→三枚目 2 《1から転じて》美男...
にまいめ‐はん【二枚目半】
三枚目の要素をもつ二枚目の役柄。