さんごく‐きょうしょう【三国協商】
1891年の露仏同盟、1904年の英仏協商、1907年の英露協商によって生まれたイギリス・フランス・ロシア3国の同盟関係のこと。ドイツ包囲を目的とし、三国同盟に対抗したもの。革命による帝政ロシア...
さん‐しゃみ【三沙弥】
沙弥を年齢によって三つに区分したもの。7歳から13歳までを駆烏(くう)沙弥、14歳から19歳までを応法沙弥、20歳以上を名字(みょうじ)沙弥という。三品(さんぼん)の沙弥。
サンジカリスム【(フランス)syndicalisme】
政党活動や議会主義を排し、ゼネストなど労働組合の直接行動によって社会革命を達成しようとする立場・思想。19世紀末から20世紀初めにかけて、フランス・スペインなどで盛んだった。急進的労働組合主義。...
さんご‐かい【珊瑚海】
《Coral Sea》南西太平洋の一部、オーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島・ニューカレドニアなどによって囲まれる海域。珊瑚礁が発達し、グレートバリアリーフ(大堡礁(だいほしょう))は有名...
さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争。ボヘミア王フェルディナントの新教徒圧迫が原因で、デンマーク・スウェーデン・フランスも参戦、ウエストファリア条約によって終結した。...
さんけん‐ひろば【三権広場】
《Praça dos Três Poderes》ブラジルの首都ブラジリアにある広場。ルシオ=コスタとオスカー=ニーマイヤーによって設計され、国会議事堂、最高裁判所、大統領府という立法・司法・行政...
サンゲ‐シール【Sang-e Shīr】
イラン北西部の都市ハマダーンのサンゲシール広場にあるライオンの彫像。紀元前4世紀頃、アレクサンドロス大王によって作られたものと考えられている。
さんけん‐ぶんりつ【三権分立】
権力の濫用を防止し、国民の政治的自由を保障するため、国家権力を立法・司法・行政の三権に分け、それぞれ独立した機関にゆだねようとする原理。ロック・モンテスキューらによって唱えられ、各国の近代憲法に...
さん‐こう【三公】
1 律令制における太政大臣・左大臣・右大臣。のちに、左大臣・右大臣・内大臣の称。三槐。 2 中国の官名。最高の地位にあって天子を補佐する三人。内容は時代によって変わり、周代では太師・太傅(たいふ...
さんじゅう‐しょうてんレンズ【三重焦点レンズ】
場所によって三つの焦点距離をもつレンズ。遠近両用、遠中近用の眼鏡などに用いられ、用途が異なる三つのレンズの間にはっきりとした境目が存在する。三焦点レンズ。トリフォーカルレンズ。