にわ‐くさ【庭草】
1 庭に生えている草。 2 ホウキギの古名。〈和名抄〉
にわ‐ぐち【庭口】
庭の出入り口。
にわ‐くなぶり【鶺鴒】
セキレイの古名。〈和名抄〉
にわ‐ぐら【庭蔵】
母屋から離して庭に建てる蔵。穀物・道具・商品などを収める。内蔵や金蔵に対していう。
にわ‐げた【庭下駄】
庭を歩くための下駄。多くは焼き杉製の簡素なもの。
にわ‐こ【庭子】
江戸時代、代々その家に仕えている下男と下女のあいだに生まれた子。また、広く主家に代々隷属する農民をいう。
にわ‐こ【庭籠】
庭に置き小鳥などを入れて飼うかご。「三十七羽すぐりて、これを—に入れさせ」〈浮・男色大鑑・八〉
にわ‐こぶ【庭瘤】
土間などの、人の出入りの多い所にできる凹凸。
にわごけ【庭苔】
岡麓の処女歌集。大正15年(1926)刊行。
にわ‐さき【庭先/庭前】
縁側に近い庭の部分。ていぜん。