なわない【縄綯】
狂言。太郎冠者が主人のばくちの賭(か)け物として他家へやらされるが働かず、戻ってきて縄をないながらその家の悪口を並べたてる。しばらくすると他家の主人がいつのまにか後ろにいるので逃げ回る。
なん‐えんぶだい【南閻浮提】
閻浮提(えんぶだい)の異称。須弥山の南にあるのでいう。
ならく‐の‐そこ【奈落の底】
1 地獄の底。「—へ突き落とされる」 2 抜け出すことのできない、どうにもならない状態。「極貧の—からはいあがる」 3 物事の最終。果ての果て。「つぎかけ、つぎかけ。—まで飲み伏せ」〈浄・会稽山〉
なら‐うちわ【奈良団扇】
奈良で作られる古雅なうちわ。もと、春日神社の神官が軍扇の形にならって作ったもので、天平模様や奈良の風物などが透かし彫りしてある。禰宜(ねぎ)うちわ。《季 夏》
何分(なにぶん)にも
なんといっても。とにもかくにも。「—昔の事なので思い出せない」
なまけ‐もの【樹懶】
貧歯目の哺乳類。体長約50センチ、尾はきわめて短く、鉤(かぎ)状の爪で木の枝にぶら下がり、動作は緩慢。歯は不完全で、柔らかな木の葉や芽を食べる。体毛は長く茶色であるが、藻類が寄生するので緑色を呈...
な‐ので
[連語]《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾+接続助詞「ので」》…だから。…であるから。「かぜ—学校を休んだ」「故障の原因が明らか—すぐに直せます」 [補説]近年、主に話し...
なべ‐がね【鍋鉄】
銑鉄(せんてつ)のこと。鍋などを鋳るのに用いるのでいう。
ナノシム‐カード【nano SIMカード】
《nano SIM card》12.3×8.8ミリメートルのSIMカード。micro SIMカードを小型化したもので、日本では平成24年(2012)ごろから普及した。
なまず‐はだ【癜肌】
なまずのできている肌。