さくら‐そう【桜草】
1 サクラソウ科の多年草。低湿地に自生。葉は根際につき、楕円形で、縁が浅く裂けている。初春、花茎を出し、桜の花に似た紅紫色の5弁の花を数個開く。観賞用に栽培され、多くの品種がある。 2 サクラソ...
さく【幘】
1 昔、中国で、髻(もとどり)を覆い隠し、髪を包むのにつけたきれ。頭巾。 2 天皇が神事に臨むとき、冠の巾子(こじ)と纓(えい)をくくる白い生絹(すずし)。巾子の後ろで結び、その端を垂らす。
さき‐ぞり【先反り】
刀の反りの中心が、中程より先にあるもの。室町時代以降のものに多い。→腰反り
さかさま‐ごと【逆様言】
1 こちらが言いたいことなのに、先方から言ってくること。道理に合わない言いがかり。 2 「逆さ言葉」に同じ。
さか‐おけ【酒桶】
酒を醸造または貯蔵するのに用いる大きな桶。
さいたん‐き【採炭機】
石炭を採掘するのに用いられる機械類。コールカッター・ドラムカッター・コンバイン・ホーベルなど。
さいとり‐ぼう【才取り棒】
左官の助手が、壁土などをのせて下から差し出すのに使う道具。長い棒の先に、板またはわん形のものがつけてある。
さいなん‐じけん【済南事件】
昭和3年(1928)国民革命軍が北伐を再開して済南に入ったのに対し、日本軍が在留邦人保護の名目で出兵し、済南を占領した事件。翌年、日本軍は撤退したが、中国の対日感情は極度に悪化した。→山東出兵
さいでい‐き【採泥器】
水底の堆積物(たいせきぶつ)・岩石、底生生物を採集するのに用いる器具。
さい‐ひつ【彩筆】
1 色を塗るのに用いる筆。 2 美しい筆。転じて、美しく彩られた絵や文章。