カラー‐フィルム【color film】
被写体の色彩を再現できる写真用フィルム。青緑・緑・赤の3色に発色する3層の感光乳剤が塗布してあり、その合成で天然に近い色感を出す方式が普通。そのままの色に写るカラーリバーサルフィルムと、補色に写...
おおじ‐しぎ【大地鷸】
シギ科の鳥。全長約30センチ。全身が茶色のまだら、くちばしはまっすぐで長い。本州中部以北で繁殖し、冬はオーストラリアまで渡りをする。急降下するときに大きな音をたてるので、かみなりしぎともいう。
おもい‐すぐ・す【思ひ過ぐす】
[動サ四] 1 心に留めず、そのまま過ごす。「かたじけなき方も、心苦しさも、なべての様に—・してやみぬべき心もせねど」〈狭衣・二〉 2 あれこれ思いながら月日を送る。「心憂きことのみ—・ししかば...
おめ‐おめ
[副]《動詞「怖(お)める」の連用形を重ねた語》恥ずべきことと知りながら、そのままでいるさま。また、恥とも思わないで平気でいるさま。「今さら—(と)帰れない」「よくも—(と)来られたものだ」
オリンピアダン【Olympiadane】
五つの環状構造をもつ化合物が化学的に結合せず、あたかもオリンピックの五輪のマークのように組み合わさってできた有機化合物。カテナンの一つ。特に用途はないが、リレハンメル冬季オリンピックにちなみ、1...
おもい‐とま・る【思い止(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 思いとどまる。「旅行を—・る」 2 心が残る。心を残す。「捨てがたく—・る人はものまめやかなりと見え」〈源・帚木〉
おろし‐あゆみ【下ろし歩み】
足をまっすぐに踏み下ろしゆっくり歩く歩き方。遊女の歩き方。「—の道中は、花の立ち木のそのままに、ぬめり出でたる如くなり」〈浄・反魂香〉
お‐みそれ【御見逸れ】
[名](スル) 1 行き会っても、その相手に気づかないこと、また、だれだか思いつかないことを謙遜(けんそん)していうあいさつ語。「つい—しました」 2 相手の才能・手腕などに気づかないでいること...
オンボード【onboard】
コンピューターのマザーボードに、付加機能をもつLSIチップが直接実装されていること。
オンド‐マルトノ【(フランス)ondes Martenot】
電子楽器の一。フランスのマルトノ(Maurice Martenot)が発明。鍵盤操作によって、澄んだ単音を電気的に発するが、和音は出せない。