いやし・む【卑しむ/賤しむ】
[動マ五(四)]「卑しめる」に同じ。「詩名はいよいよ高く、帝も宰相もその才を愛しながら、その人を—・んだ」〈鴎外・魚玄機〉 [動マ下二]「いやしめる」の文語形。
よう‐まく【羊膜】
脊椎動物の羊膜類などでみられる胎児を包む膜。胚膜の一で、最も内側にあり、中は羊水で満たされる。内面は外胚葉(がいはいよう)、外面は中胚葉から生じたもの。
けい‐けい【熒熒】
[ト・タル][文][形動タリ]小さくきらきらと輝くさま。「日はいよいよ明らかに、—として宇宙は一の璧(たま)となりぬ」〈蘆花・自然と人生〉
こうちょう‐どうぶつ【腔腸動物】
動物界の一門。ほとんどが海産。体は外胚葉(がいはいよう)と内胚葉の2層からなり、体内には大きな腔腸をもつ。口の周囲に触手があり、刺胞(しほう)をもつものが多い。着生生活をするポリプ型と浮遊生活を...
ぎ‐とう【儀刀】
儀式のとき威儀を整えるために佩用(はいよう)する太刀。かざりたち。
しゅっ‐と【出途】
1 旅立ち。門出(かどで)。出立(しゅったつ)。 2 費用や資金の出どころ。「金の—を止めて以来、竹三郎はいよいよ狂暴になって」〈康成・田舎芝居〉
かわお‐の‐たち【革緒の太刀】
太刀の帯に平緒でなく革緒を用いた、兵仗(ひょうじょう)の太刀。公家の野太刀。非常の場合や遠行の際に、自衛のために佩用(はいよう)した。
さか・える【栄える】
[動ア下一][文]さか・ゆ[ヤ下二] 1 勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。「国が—・える」「古代文明の—・えた地」「悪徳が—・えはびこる」 2 話が弾む。「会話はいよいよ—・えて、笑声が雑...
すんぱ‐もの【寸端物】
武士が佩用(はいよう)した刃渡り2尺(約60.6センチ)以上の刀に対し、それよりも短い刀。近世、商人・侠客(きょうかく)などが用いた。
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...