ビバーナム【viburnum】
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木。手まり状の丸い白い花をつける。北半球を中心に約200種あるが、園芸ではセイヨウカンボクが最も広く利用され、狭義にはこの種をいう。ウィブルヌム。スノーボール。テ...
ひすい‐の‐かんざし【翡翠の髪状】
カワセミの羽のようにつややかで長く美しい髪。みどりの黒髪。「—、今はつけても何かはせさせ給ふべきなれば」〈盛衰記・四四〉
ひた‐くれない【直紅】
[名・形動ナリ]全体に紅色であること。また、そのさま。「誰が蒔(ま)きし紅なれば三輪山を—に匂はせるらむ」〈古今六帖・五〉 [補説]書名別項。→ひたくれなゐ
ひと‐くさ【一種】
一種類。ひといろ。「ただ荷葉(かえふ)を—合はせ給へり」〈源・梅枝〉
ひと‐にく・し【人憎し】
[形ク] 1 人を憎らしく思うさま。「—・かりし心に思ひしやうは」〈かげろふ・上〉 2 人に憎らしく思われるさま。「—・くはしたなくも、なのたまはせそ」〈源・東屋〉
マト‐グロッソ【Mato Grosso】
《深い森の意》ブラジル中西部にある州。当初はスペイン領だったが、17世紀にポルトガルが獲得。南西部にはパンタナールの湿地、北部にはセルバスの密林が広がる。1979年にマトグロッソドスル州を分離。...
みこし‐じ【三越路】
越前・越中・越後の3国。また、この3国へ行く道。越路。「—の雪降る山を越えむ日は留まれる我をかけて偲(しの)はせ」〈万・一七八六〉 [補説]一説に、「み」は接頭語で「越路」の美称とも。
ばば‐さき【馬場先】
「馬場末(ばばすえ)」に同じ。「—の人を払はせられい」〈虎寛狂・千鳥〉
よう‐かん【勇敢/勇悍】
[名・形動ナリ]「ゆうかん(勇敢)」に同じ。「すこし—にあしき人にてぞおはせし」〈大鏡・伊尹〉
ゆみや‐はちまん【弓矢八幡】
[名]弓矢の神である八幡大菩薩(だいぼさつ)。武士が誓約するときの語。「—、氏の神も御照覧あれ」〈謡・檀風〉
[感] 1 《
にかけて誓って、の意》神かけて。誓って。「—寝はせねど」〈松の葉...