ずぶ
[副] 1 《日葡辞書では「づぶ」と表記》まったく。まるっきり。全然。現代では多く、「ずぶの」の形で用いられる。「—の素人」「—働かないでいる訳にも行かないでね」〈秋声・足迹〉 2 全身水にぬ...
ずん‐と
[副] 1 他に比べて、量・質・程度などの違いがはなはだしいさま。ずっと。ぐんと。「去年よりも—背が伸びた」「それよりも—好いは」〈一葉・たけくらべ〉 2 動作を勢いよくすばやくするさま。「こう...
すみ‐はだ【澄肌/墨肌】
日本刀の刀身に現れる、黒く澄んでいる斑点。鯰肌(なまずはだ)。
しろ‐なまず【白癜】
表皮のメラノサイトが減少・消失し、境界のはっきりした白斑ができる皮膚の病気。尋常性白斑。しらはだ。しらはたけ。
じょう‐ふ【上布】
夏の衣服に用いる高級な麻織物。薩摩(さつま)上布・越後上布など。《季 夏》「うち透きて男の肌(はだへ)白—/たかし」
コロンブスの卵(たまご)
《大陸発見はだれにでもできると評されたコロンブスが、卵を立てることを試みさせ、一人もできなかった後に卵の尻をつぶして立てて見せたという逸話から》だれでもできそうなことでも、最初に行うことはむずか...
しぎ‐だちょう【鷸駝鳥】
シギダチョウ目シギダチョウ科の鳥の総称。多くはニワトリ大。地上で暮らし、形態もウズラに似るが、類縁はダチョウなどに近い。中央・南アメリカに分布。
しし‐つき【肉付き】
にくづき。ししおき。「—の豊な、ふっくりとした膚(はだえ)」〈鏡花・高野聖〉
しき‐び【式微】
《「詩経」邶風・式微から。「式」は発語の助字、「微」は衰える意》はなはだしく衰えること。「信長が王室の—を慨(なげ)いて」〈漱石・行人〉
した‐ぐら【下鞍/韉】
馬具の名。鞍橋(くらぼね)の下に敷いて、馬の両脇に当てるもの。ふつう2枚重ねにして用い、上を切付(きっつけ)、下を肌付(はだつけ)という。鞍下(くらした)。