あん‐ちょく【安直】
[名・形動] 1 価格が安いこと。また、そのさま。「直(す)ぐそこのパッサージュに—な伊太利亜の料理屋がある」〈荷風・ふらんす物語〉 2 簡単で手軽なさま。また、いい加減なさま。「—な方法ではだ...
いか・い【厳い】
[形][文]いか・し[ク] 1 程度がはなはだしい。大層である。「前度(ぜんど)—・い世話に成った気で」〈鏡花・歌行灯〉 2 大きい。多い。「能(よ)う—・い声を出す方様じゃ」〈露伴・椀久物語〉...
いい‐こと【好い事】
[名] 1 うれしいこと。楽しいこと。「—を聞かせようか」 2 よい機会。つけいる口実。「その地位を—にして私腹を肥やす」 [感]相手に念を押す気持ちを表すときに女性が用いる語。「—、二度と...
いかに‐も【如何にも】
[連語]《「も」は係助詞》 1 程度・状態のはなはだしいことを表す。どう考えても。全く。実に。「—残念そうだ」 2 相手の考えを強く肯定する意を表す。なるほど。確かに。「—、おっしゃるとおりです...
アロニソス‐とう【アロニソス島】
《Alonnisos/Αλόννησος》ギリシャ、エーゲ海西部の島。スポラデス諸島に属し、スコペロス島の東約3キロメートルに位置する。主な港町は南東部のパティティリで、本土や周辺の島々とフェリ...
いかめし・い【厳めしい】
[形][文]いかめ・し[シク] 1 おごそかで重々しい。威厳がある。「—・い家構え」「—・い肩書き」 2 物々しく厳重である。「—・い護衛がつく」 3 りっぱである。すばらしい。「一条殿の大路に...
あわ‐づけ【粟漬(け)】
コハダ・イワシなどを塩と酢でしめ、蒸した粟と交互に重ね、押しをかけて漬けたもの。正月料理などにする。
アルボルズ‐さんみゃく【アルボルズ山脈】
《Reshteh-ye Alborz》イラン北部の山脈。カスピ海南岸沿いに東西約1000キロメートルにわたって連なる。最高峰はダマバンド山(標高5670メートル)。北斜面はカスピ海からの湿った空...
あま‐はだ【甘肌】
1 木や果実の甘皮。 2 舟・桶などの水漏れを防ぐ材として用いる檜(ひのき)などの薄い皮。槙肌(まいはだ)。
あめ‐やま【天山】
《天や山のように高く大きい意から》 1 多大なこと。「平家の御恩を—と被(かうむ)ったれば」〈平家・四〉 2 (副詞的に用いて)この上もなく。大いに。はなはだ。「—かたじけなくは候へども」〈仮・...