不審(ふしん)を打(う)・つ
疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこんな—・ち始めた」〈谷崎・続悪魔〉
ふ‐しょう【不詳】
[名・形動]くわしくはわからないこと。はっきりしないこと。また、そのさま。「害者の身元は—な(の)ままだ」「作者—」「年齢—」
ふ‐めいろう【不明朗】
[名・形動]明るくほがらかでないこと。隠しごとやごまかしがあり、はっきりとしないこと。また、そのさま。「—な会計」
プラッド【plaid】
《「プレード」とも》格子縞(じま)のこと。特に、多色使いの格子や柄のはっきりしない格子をさす。英国スコットランドのハイランド地方に伝統的なもの。
ぼう‐ぼう【茫茫】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広々としてはるかなさま。「—とした大海原」「—たる砂漠」 2 ぼんやりかすんではっきりしないさま。「—たる記憶」「—と暗路(やみじ)に物を探るごとく」〈露伴・...
べつ【別】
[名・形動] 1 ある物事と他の物事との区別。けじめ。違い。「公私の—をはっきりさせる」「男女の—なく採用する」 2 一緒ではないこと。それぞれ違っていること。また、そのさま。「それとこれとは問...
べん‐めい【弁明/辯明/辨明】
[名](スル) 1 事情などを説明してはっきりさせること。「事のやむなきを—する」 2 他人の非難などに対して、言い開きをすること。「—の余地がない」「失言を—する」
べん‐べつ【弁別/辨別】
[名](スル)物事の違いをはっきりと見分けること。識別。「理非を—する」
ぼう‐だん【妄断】
[名](スル)はっきりした根拠もなく断定すること。誤った判断を下すこと。また、その判断。もうだん。「知るべからざる神為に係るものと—せり」〈尺振八訳・斯氏教育論〉
ベール【veil】
1 女性の顔や頭を覆う薄い布やネット。面紗。 2 はっきりとわからないように覆い隠すもの。とばり。「神秘の—に覆われる」