じん【甚】
[常用漢字] [音]ジン(呉) [訓]はなはだ はなはだしい はなはだしい。「甚雨・甚暑・甚大/激甚・幸甚・深甚」 [名のり]しげ・たね・とう・ふか・やす [難読]甚麼(そも・いかん)
せん‐ばん【千万】
[名](多く副詞的に用いる) 1 さまざま。いろいろ。はなはだ。まったく。「—心を砕く」「—かたじけない」「返事に堪へかねて、思案すること—なり」〈仮・伊曽保・上〉 2 万が一にも。万一。「是...
あま‐た【数多】
[副] 1 数量の多いさま。たくさん。多く。名詞的にも用いる。「—の判例を集積する」「引く手—」 2 程度のはなはだしいさま。非常に。はなはだしく。「たぶてにも投げ越しつべき天の川隔てればかも—...
たい‐そう【大層】
[形動][文][ナリ] 1 程度や分量がはなはだしいさま。たいへん。ひどい。「—な暑さ」「—な剣幕で怒りだす」 2 おおげさなさま。ぎょうさん。「つまらないことを—に言う」 3 大規模なさま。...
すご・い【凄い】
[形][文]すご・し[ク] 1 ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。「—・い目でにらむ」 2 びっくりするほど程度がはなはだしい。並外れている。大層な。「—・い人気」「—・いプレー」「—・...
ここ‐ば【幾許】
[副]《「ここだ」の音変化》数量・程度がはなはだしい意を表す。たくさん。たいそう。はなはだしく。「足柄(あしがり)のあきなの山に引こ舟のしり引かしもよ—児がたに」〈万・三四三一〉
あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 割り算で割り切れずに残った数。 3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞...
いみ・じ
[形シク]《「い(忌)み」の形容詞化。忌まなければならないほどひどい、というところから》善悪ともに程度のはなはだしいさまにいう。 1 下にくる被修飾語の程度が並々でないさまを表す。はなはだしい。...
かく‐だん【格段】
[名・形動] 1 物事の程度の差がはなはだしいこと。また、そのさま。「一年前に比べて—に上達した」「—の相違」 2 物事の程度が普通をはなはだしく超えていること。また、そのさま。「この—なる地位...
ここ‐だ【幾許】
[副] 1 数量の多いさまを表す。たくさん。多く。「誰が園の梅の花そもひさかたの清き月夜(つくよ)に—散り来る」〈万・二三二五〉 2 程度のはなはだしいさまを表す。こんなにもはなはだしく。たいそ...