めちゃ‐くちゃ【滅茶苦茶】
[名・形動]《「くちゃ」は語調を整えるために添えた語。「苦茶」は当て字。「目茶苦茶」とも書く》 1 まったく筋道が通らないこと。度外れなこと。また、そのさま。めちゃめちゃ。「—なストーリー」「—...
めっちゃ【滅茶】
[副]《「めちゃ」が変化した語。「滅茶」は当て字》程度がはなはだしいさま。非常に。たいへん。「—おもしろい」
めっ‐ぽう【滅法】
[名]仏語。 1 因縁によって生じたのではないもの。無為法。 2 涅槃(ねはん)のこと。
[形動][文][ナリ]道理にはずれるさま。常識を超えているさま。「是豈—なる間違いにあらずや」〈逍遥...
目(め)もあや
1 まぶしいほどりっぱなさま。「—な舞台衣裳」 2 意外で驚きあきれるさま。はなはだしくひどいさまにいう。「ここに、かく渡り給ふのみなむ、—に、おぼろげならぬことと」〈源・総角〉
もう‐に【猛に】
[副]《形容動詞「猛(もう)」の連用形から》程度のはなはだしいさま。たいそう。ひどく。「—毛が生えておせらしや」〈仮・東海道名所記・三〉
もう‐れつ【猛烈】
[形動][文][ナリ]勢いが強くはげしいさま。程度がはなはだしいさま。「—な寒波」「—に勉強する」 [派生]もうれつさ[名]
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
もの‐すご・い【物凄い】
[形][文]ものすご・し[ク] 1 ひじょうに気味が悪い。なんとも恐ろしい。「怒った顔が—・い」「断崖絶壁の続く—・い所」 2 並の程度をはるかに超えている。はなはだしい。「人出が—・い」「—・...
や【弥】
[副]《「八(や)」と同語源》程度がよりはなはだしいさま。ますます。いよいよ。「下堅く—堅く取らせ秀罇(ほだり)取らす子」〈記・下・歌謡〉
やく‐と【役と】
[副] 1 一つのことに専念するさま。もっぱら。ひたすら。「酒を造り置きて、他のことにも使はずして、—蜂にのませてなむこれを祭りける」〈今昔・二九・三六〉 2 はなはだ。やけに。たいそう。「—足...