はな‐やしき【花屋敷】
多くの花を栽培して人々に観賞させる庭園。 東京都台東区の浅草公園にある遊園地。江戸後期に植木屋森田六三郎が開いた草花の陳列場に始まり、明治中期から遊園地となる。 東京都墨田区にある向島...
はな‐やすり【花鑢】
ハナヤスリ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ7〜20センチ。1枚の広卵形の栄養葉と1本の胞子葉が出る。胞子葉は長い柄があり、穂状に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、形がやすりに似る。
はなやちょう‐どおり【花屋町通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の富小路通りから東本願寺・西本願寺の北側を通り、西の天神川に至る。全長約4キロ。平安京の左女牛(さめうし)小路にあたる。
はなやにっき【花屋日記】
江戸後期の俳諧書。2巻。藁井文暁編。文化8年(1811)刊。最初「芭蕉翁反古文(ばしょうおうほごぶみ)」の書名であったが、天保年間(1830〜1844)の再版で現書名となった。芭蕉の門人の手記や...
はな‐やまぶき【花山吹】
襲(かさね)の色目の名。表は薄朽葉(うすくちば)、裏は黄色。山吹襲。
はな‐ゆ【花柚】
ユズの一種。香りがよく、花や皮を酒や吸い物に入れて用いる。はなゆず。《季 夏》「吸物にいささか匂ふ—かな/子規」
はな‐よてん【花四天】
歌舞伎で、はなやかな所作事や時代物に出る軍兵や捕り手。また、その衣装。白地に染め模様のある木綿の四天を着、赤い鉢巻きに襷(たすき)をして、多く花枝や花槍を持って出るところからの名。
はな‐よめ【花嫁】
結婚したばかりの女性。また、結婚式でこれから嫁となる女性。新婦。⇔花婿(はなむこ)。
はなよめ‐ご【花嫁御】
花嫁を敬ったり親しんだりしていう語。花嫁御寮。
はなよめ‐ごりょう【花嫁御寮】
「花嫁御」に同じ。