花(はな)より団子(だんご)
風流より実利のほうをとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。
は‐ならび【歯並び】
歯の並びぐあい。はなみ。「—がよい」
はなり【放り】
少女の、振り分けに垂らしたまま束ねない髪。また、その髪形の少女。うないはなり。はなりのかみ。ふりわけがみ。「橘の古婆(こば)の—が思ふなむ心愛(うつく)しいで我(あれ)は行かな」〈万・三四九六〉
はな・る【離る】
[動ラ四]「離れる」に同じ。「大君の命恐(かしこ)み愛(うつく)しけ真子が手—・り島伝ひ行く」〈万・四四一四〉 [動ラ下二]「はな(離)れる」の文語形。
はな・る【放る】
[動ラ下二]「はな(放)れる」の文語形。
はなれ【離れ】
1 「離れ座敷」「離れ家(や)2」などの略。「—を借りて住む」 2 (「…ばなれ」の形で名詞の下に付いて) ㋐それからかけ離れている意を表す。「素人—」「現実—」 ㋑関係や関心のなくなる意を表す...
ハナレイ【Hanalei】
米国ハワイ州、カウアイ島北部の町。ハナレイ湾に面する。ハナレイ川上流の渓谷は希少な水鳥の生息地で、国定野生動物保護区に指定。
はなれ‐うま【放れ馬】
つないである綱から放れて走りまわる馬。
はなれ‐きょうげん【離れ狂言】
初期の歌舞伎で、一幕または一番ずつ独立して演じられた歌舞伎狂言。野郎歌舞伎以降、寛文期(1661〜1673)の続き狂言(多幕物)に発展するまでの間に行われた。
はなれ‐こ【離湖】
京都府北西部、京丹後市にある淡水湖。面積388.7平方メートル、最大深度7メートル。かつては入り江だったが、砂州の発達により外海から切り離された。