いま‐はた【今将】
[連語]《「はた」は副詞》今はもう。今となっては。「わびぬれば—同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ」〈後撰・恋五〉
今(いま)のまさか
《「まさか」は現実・現在の意》さしあたった現在。今この時。ただ今。「さ百合花(ゆりばな)後(ゆり)も逢はむと思へこそ—もうるはしみすれ」〈万・四〇八八〉
いよ‐かん【伊予柑】
ミカンの一種。ナツミカン系統で、山口県で発見されたが、明治中期から愛媛県で栽培。2、3月ごろ熟し、果肉は多汁で、皮はむきやすい。いよみかん。
いたけ‐だか【居丈高】
[形動][文][ナリ] 1 (「威丈高」とも書く)人に対して威圧的な態度をとるさま。「—に命令する」 2 座ったときの背が高いさま。「偏(かたほ)にものし給はむ人の—に髪少なにて」〈栄花・根合〉...
いで‐の‐たまがわ【井手の玉川】
京都府綴喜(つづき)郡の井手町を流れる川。六玉川(むたまがわ)の一。[歌枕]「駒とめてなほ水かはむ山吹の花の露そふ—」〈新古今・春下〉
いず‐ら【何ら】
[代] 1 不定称の指示代名詞。どこ。どこいら。いずこ。「石田野(いはたの)に宿りする君家人の—と我を問はばいかに言はむ」〈万・三六八九〉 2 (感動詞的に用いて)相手を促したり、問いかけたりす...
イングリッシュ‐ブレックファースト【English breakfast】
英国風の朝食。紅茶・コーヒー・ジュースなどの飲み物、パン・シリアル、卵料理、ベーコンやハムなどの肉料理を組み合わせる。EBF。→アメリカンブレックファースト →コンチネンタルブレックファースト
イサク【Isaak】
旧約聖書「創世記」に登場するイスラエルの伝説的族長。神との契約によってアブラハムと妻サラとの間に生まれた。
いず【何】
[代]不定称の指示代名詞。どこ。上代東国方言という。「多由比潟(たゆひがた)潮満ち渡る—ゆかもかなしき背ろが我がり通はむ」〈万・三五四九〉 [補説]接尾語などを伴って、「いずく」「いずち」「いず...
イスマイリア【Ismailia】
エジプト北東部の都市。スエズ運河の中間点、ティムサ湖西岸に位置する。1863年、フェルディナン=レセップスによって運河建設の拠点として建設された。名称はムハンマドアリー朝のエジプト太守イスマーイ...