はや‐だすき【早襷】
紐(ひも)の一端を口にくわえて手早く襷をかけること。
はや‐だち【早立ち】
[名](スル)朝早く旅立つこと。「—して次の宿に急ぐ」
はや‐だより【早便り】
1 至急の知らせ。 2 江戸時代、飛脚屋が、江戸・京坂間を7日間で届けた書状。
はや‐だんご【早団子】
死者の枕もとに供える粳(うるち)米の粉のだんご。一杯団子。枕(まくら)団子。
はや‐ち【疾風】
《「ち」は風の意》「はやて1」に同じ。「名恐ろしきもの、…—、ふさう雲、鉾星(ほこぼし)」〈枕・一五三〉
はやち‐かぜ【疾風】
「はやて1」に同じ。「花を吹きまく—」〈浄・井筒業平〉
はやちねおおつぐない‐かぐら【早池峰大償神楽】
岩手県花巻市の大償地区に伝わる神楽。早池峰山を開いた田中明神の神主から伝えられたものとされ、早池峰岳神楽と合わせて早池峰神楽をなす。山の神の面が「阿(あ)」の表情になっており、早池峰岳神楽で使わ...
はやちね‐かぐら【早池峰神楽】
岩手県花巻市にある早池峰山のふもと、大償(おおつぐない)と岳(たけ)に伝わる山伏神楽の総称。それぞれ早池峰大償神楽・早池峰岳神楽といい、早池峰山の修験者によって伝えられたといわれる。国指定の重要...
はやちね‐こくていこうえん【早池峰国定公園】
岩手県中部、早池峰山を中心に中岳・鶏頭山や薬師岳などからなる山岳国定公園。植物が豊富。
はやちね‐さん【早池峰山】
岩手県中央部、北上高地の最高峰。標高1917メートル。蛇紋岩からなり、高山植物帯は特別天然記念物。山頂に早池峰神社奥宮があり、神楽が行われる。