はり‐の‐やま【針の山】
地獄にあるという、針の植えてある山。罪人を追い込んで苦しめる所。転じて、苦痛に責めさいなまれる場所のたとえ。
はり‐はら【榛原】
ハンノキの生えている原。「引馬野(ひくまの)ににほふ—」〈万・五七〉
はり‐はり
「はりはり漬け」の略。
はりはり‐づけ【はりはり漬(け)】
切り干し大根を合わせ酢に漬けたもの。かむと音がするところからの名。
はりはり‐なべ【はりはり鍋】
鯨肉と京菜をだし汁で煮た鍋料理。大阪など関西地方の郷土料理。
はり‐ばかま【張袴】
固く織って張りをもたせた生地で仕立てた袴。女房装束(しょうぞく)に用いる。後世になると、糊(のり)を使って板引きにし、張りと光沢とをもつ生地で作った。
はり‐ばこ【針箱】
裁縫用具を入れる箱。裁縫箱。
ハリバット【halibut】
北太平洋にすむ海水魚オヒョウの別名。カレイの仲間で全長約2.5メートル。
はり‐ばん【玻璃版】
コロタイプの旧称。ガラス板を用いるところからいう。
はり‐ばん【張(り)番】
[名](スル)見張って番をすること。また、その人。見張り番。「交替で—する」