はんれい‐ほう【判例法】
法源として認められる判例の形で存在する法。日本では英米と異なり、体系的なものとしての判例法は存在しない。
はんれいほう‐しゅぎ【判例法主義】
判例を最も重要な法源とする考え方。裁判官は紛争の解決に際して過去の同種の裁判の先例に拘束される。英米法の基本的な概念の一。→制定法主義 →コモンロー →判例法
はんれい‐ほうり【判例法理】
裁判所が示した判断の蓄積によって形成された考え方。
はん‐れき【頒暦】
暦を広く配ること。また、その暦。
はんれつ‐かんけい【範列関係】
《paradigmatic relation》ある文脈中の要素Aと、その文脈には現れないがAの代わりに現れうる要素B・C・D……との間にある関係。例えば、「高い山」の「高い」と、「低い」「険しい...
はん‐ろ【坂路/阪路】
さかみち。
はん‐ろ【販路】
商品を売りさばく方面。売れ口。はけ口。「—の拡張を図る」
はん‐ろう【煩労】
心をわずらわし、身を疲れさせること。また、その骨折り。「世俗的な—汚辱をいっさい己が身に引受ける」〈中島敦・弟子〉
はん‐ろう【樊籠】
《「ばんろう」とも》 1 鳥かご。 2 人の身を束縛するもの。「僕はここに—を出ずるの機会を得た」〈蘆花・思出の記〉 3 仏語。煩悩(ぼんのう)に縛られていること。
はん‐ろう【藩老】
藩の家老。諸侯の老臣。