わんとう‐かんせつ【腕橈関節】
上腕骨と橈骨がつくる関節。肘関節(ちゅうかんせつ)を構成する関節の一つで、ひじの曲げ伸ばしと前腕の回旋に関与する。
こう‐と【狡兎】
ずる賢いうさぎ。また、すばしこいうさぎ。
嘴(くちばし)が黄色(きいろ)・い
《ひな鳥のくちばしが黄色いところから》年が若くて経験の足りないことをあざけっていう言葉。「まだまだ—・くて頼りにならない」
くち‐の‐は【口の端】
1 言葉のはしばし。口先。くちは。「無理に言わせられた表面の—に過ぎないのだ」〈左千夫・春の潮〉 2 うわさ。評判。くちは。
くち‐ばし【嘴/喙】
《「口端(くちばし)」の意》鳥類の口の部分に突出する、上下のあごの骨の表面が角質化したもの。えさをとるほか、水飲み、羽の手入れにも使う。食性により形はさまざま。カモノハシやウミガメにもみられる。
口(くち)を入(い)・れる
他人の話に割り込む。また、他人のことに干渉する。嘴(くちばし)をいれる。「内輪の話に—・れてほしくない」
口脇(くちわき)黄(き)ば・む
幼稚で経験が少ないことをあざけっていう言葉。くちばしが黄色い。「さやうに—・みたるぬしたち」〈栄花・さまざまの喜び〉
くじら‐のし【鯨熨斗】
鯨の筋肉を打ってのばし、乾燥させたもの。酢に漬けたり吸い物にしたりして食べる。福岡県博多の名産。
くち‐め【朽ち目】
1 板などの腐った部分。「ふり過ぐる板屋の軒の—にぞしばし霰(あられ)の玉はのこれる」〈六帖詠草・冬〉 2 和琴(わごん)の名器の名。「和琴なども、—、塩竈(しほがま)、二貫(ふたぬき)などぞき...
くつ‐いし【沓石】
礎石の上、柱や縁の束柱(つかばしら)の下に据える石。根石(ねいし)。礎盤(そばん)。