うみ‐じ【産字/生字】
謡・浄瑠璃・長唄・民謡など日本の声楽で、ある音(おん)を長く延ばしてうたう場合に、延ばされる母音部分。例えば「し」を「しい」と延ばすときの「い」の類。
うれし・い【嬉しい】
[形][文]うれ・し[シク] 1 物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。「努力が報われてとても—・い」「—・いことに明日は晴れるらしい」...
ウリャンハイ【Uriankhai】
中国、明(みん)代に興安嶺(こうあんれい)の東に住んだモンゴル系種族。しばしば中国の北辺に侵入した。 [補説]「兀良哈」とも書く。
ウルップ‐そう【ウルップ草】
オオバコ科の多年草。高さ10〜30センチ。根元から多肉質の葉を数枚出す。夏、花茎を伸ばし多数の紫色の唇形の花を密に穂状につける。アラスカ・オホーツク海沿岸や本州中部地方に分布。ウルップ島で発見さ...
うむがし・む
[動マ四]《形容詞「うむがし」の動詞化》喜ばしいと思う。うれしがる。「いそしみ—・み忘れ給はずとしてなも」〈続紀宣命・一三詔〉
うん‐てい【雲梯】
1 昔、中国で城攻めに使った長いはしご。 2 体育・遊戯施設の一。水平または弧状に作られた金属製のはしご状のもので、ぶらさがって渡れるようにした固定遊具。くもばしご。
うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴き声が猫に似ている。青森県八戸(はちのへ)海岸の蕪島(かぶしま)、島根県経島(ふ...
うむが・し
[形シク]喜ばしい。めでたい。むがし。「その人の—・しき事、いそしき事を、遂にえ忘れじ」〈続紀宣命・七詔〉
うわ‐む・く【上向く】
[動カ五(四)] 1 上のほうを向く。あおむく。⇔下向く。「こころもち—・いて首を伸ばし」〈康成・禽獣〉 2 物事の状態などがよくなっていく。「調子が—・く」⇔下向く。
えい【詠/咏】
1 詩歌を作ること。また、その詩歌。「一首の御—を遊ばしてくだされけり」〈平家・六〉 2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。「いかにも歌は、—の声によるべきもの」〈古来風体抄・上〉 3 舞楽...