バナウェ【Banaue】
フィリピン、ルソン島北部、イフガオ州の町。同島中央を南北に走るコルディレラセントラルの中央に位置する。2000年前からイフガオ族が造り続けた棚田が広がり、1995年に「フィリピン‐コルディレラの...
ば‐なか【場中】
1 大勢の人が集まっているところ。「—デ恥ヲカカセタレバ」〈天草本伊曽保・孔雀と烏〉 2 敵味方が対陣している間の地。「鉄炮の勝負が始まって、弓になり、—の勝負」〈雑兵物語・下〉
バナキュラー【vernacular】
[名・形動]その土地の固有のもの、固有の様式であること。また、そのさま。「—ランゲージ(=現地語)」
バナジウム【vanadium】
バナジウム族元素の一。単体は銀灰色の金属。空気中では安定。鋼に少量加えると強度が増すので、添加剤として重要。また空気中で熱して得られる五酸化バナジウムV2O5は触媒として用いられる。天然には堆積...
バナジウム‐こう【バナジウム鋼】
バナジウムを添加した鋼。機械的強度が高く、タービン回転部・切削工具などに用いる。
バナジウムぞく‐げんそ【バナジウム族元素】
周期表第5族に含まれるバナジウム、ニオブ、タンタルの三元素の総称。硬く強靭で耐食性がある金属であり、超硬材料に利用される。酸化物は酸性を示すため、土酸金属(土酸類)ともいう。土酸族元素。第5族元素。
バナジューム【vanadium】
⇒バナジウム
バナジン【(ドイツ)Vanadin】
⇒バナジウム
バナゾル【Vanadzor】
アルメニア北部の都市。1935年までカラクリス、旧ソ連時代はキーロバカンと呼ばれ、1991年より現名称になった。同国第3の規模をもつ。19世紀末の鉄道開通に伴い発展。化学工業が盛ん。青銅器時代の...
バナデロ【Banadero】
マリアナ諸島のサイパン島北部、マッピ山麓にある太平洋戦争の戦跡。断崖下のトーチカに日本軍の最後の司令部が置かれたことから、ラストコマンドポストともよばれる。