ひと‐ちか・し【人近し】
[形ク]人が身近にいるさま。「その—・からむなむうれしかるべき」〈源・帚木〉
ひと‐ちがい【人違い】
[名](スル)他の人をその人と思い違いすること。人ちがえ。「後ろ姿がそっくりなので—する」
ひと‐ぢか【人近】
[形動ナリ]近くに人のいるさま。「かかる(葬送ノ)ありさまは—にていみじきだになほいと悲しきに」〈栄花・峰の月〉
ひとっ‐きり【一っ切り】
[副]《「ひときり」の音変化》「ひとしきり」に同じ。「雨は—強く降った」
ひとっ‐こ【人っ子】
「ひと(人)」を強めていう語。「—一人通らない」
ひとっこ‐ひとり【人っ子一人】
人ひとり。だれひとり。下に打消しの語を伴って用いる。「—いない」
ひとっ‐とび【一っ飛び】
「一飛び」に同じ。「沖縄まで—で行ける」「—で結論に達した」
ひとっ‐ぱしり【一っ走り】
[名](スル)「ひとはしり」の音変化。「—して買ってくる」
ひと‐つ【一つ】
[名] 1 数の名。自然数のはじめ。いち。 2 ㋐物などを数えるときの、1個。「りんごを—食べる」「—二つ間違ってもかまわない」「万に—の可能性」 ㋑1杯。器に入った酒・水などにいう。また、少...
ひとつ‐あな【一つ穴】
1 同じ穴。また、同じ場所にいること。 2 一緒になって事をたくらむこと。一味(いちみ)。一党。「あなたの金を衒(かた)り取りし村井長庵と—」〈伎・覗機関〉