げん‐の‐しょうこ【現の証拠】
フウロソウ科の多年草。山野に自生。葉は手のひら状に裂ける。夏、白色や紅紫色の5弁花をつけ、実は熟すと五つに裂ける。地上部を煎(せん)じて下痢止めなどに用いる。名は、効き目がすぐに現れることに由来...
けん‐ちょう【褰帳】
即位式や朝賀の際、高御座(たかみくら)の御帳(みちょう)をかかげひらくこと。また、その役の女官。とばりあげ。
さわ‐らん【沢蘭】
ラン科の多年草。中部以北の山中の湿地に自生。高さ約20センチ。1枚の葉と1本の花茎とを出し、夏、紅紫色の花を横向きに開く。あさひらん。
きん【均】
[音]キン(呉)(漢) [訓]ひとしい ならす [学習漢字]5年 全体を一様にならす。凹凸がなく等しい。「均一・均衡・均質・均整・均霑(きんてん)・均等・均分/平均」 [名のり]お・ただ・なお・...
しん‐しょうどうみゃくきゅう【深掌動脈弓】
橈骨動脈が、手のひらの深部で湾曲している部分。小指側で尺骨動脈の深掌枝と合流する。ここから親指と人差し指の外側(親指側)に動脈が伸びる。→浅掌動脈弓
しんじゅう‐きょう【神獣鏡】
背面に神仙と霊獣の像を組み合わせた文様がある銅鏡。中国で後漢から六朝時代に盛行し、日本の古墳からも出土する。縁の形で平縁(ひらぶち)式と三角縁式とに大別される。
しん‐ぴ【親披】
《みずからひらく意》封書の脇付(わきづけ)の一。宛名人が自分で開封するようにという気持ちを示す。親展。直披(じきひ)。
しんとう‐たいせいきょう【神道大成教】
教派神道の一。幕末に外国奉行などを務めた平山省斎(ひらやませいさい)が組織。明治15年(1882)に一派独立。随神(かんながら)の道を目的とし、静座などの修行を重んじるとともに、西洋の諸科学や実...
すい【推】
[音]スイ(呉)(漢) [訓]おす [学習漢字]6年 1 前の方におし出す。前に動かし進める。「推移・推進・推力」 2 人をたっとび、おし上げる。「推戴・推服」 3 用いてもらうように人を後おし...
しんじひふみでん【神字日文伝】
江戸後期の語学書。2巻。付録1冊。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政2年(1819)成立。漢字伝来以前に日本に文字が存在したと主張する。かんなひふみのつたえ。→神代(じんだい)文字