しんさるがくき【新猿楽記】
平安後期の随筆。1巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。康平年間(1058〜1065)の成立か。猿楽見物の一家に託し、当時の庶民の風俗などを漢文で描く。生活史料として重要。
しん‐こん【新墾】
新たに土地をきりひらくこと。「—地」
じんがさ‐れん【陣笠連】
1 雑兵(ぞうひょう)の仲間。また、下卒(げそつ)の者たち。陣笠。 2 政党などで、役付きでない、一般の議員。ひら議員。
すずのやしゅう【鈴屋集】
江戸後期の歌文集。7巻。本居宣長著。長男春庭(はるにわ)編。寛政10〜12年(1798〜1800)刊。享和3年(1803)養子大平(おおひら)編の補遺2巻が刊行される。
しょう‐り【掌裡/掌裏】
手のひらの中。掌中。「実権は彼の—にある」
せむい‐いん【施無畏印】
施無畏の功徳を示す印相。右手の5指をそろえて伸ばし、手のひらを前に向けて、肩の辺に上げる。
セビリア‐だいせいどう【セビリア大聖堂】
《Catedral de Sevilla》スペイン南西部、アンダルシア州の都市セビリアにある同国最大級の大聖堂。イスラム教徒支配時代のモスク跡地に15世紀初頭から16世紀初頭にかけて建造。ゴシッ...
せん‐く【先駆】
[名](スル) 1 他に先がけて物事をすること。また、その人。さきがけ。「—をなす」「雑誌の方も—して荊棘(けいきょく)をひらいたのが」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 2 「前駆(ぜんく)1」に同じ。
せん‐か【閃火】
ひらめく火。きらめく火。
せんじゅ【千手】
平家物語に登場する遊女。駿河国手越(てごし)の長者の娘。鎌倉に捕らえられた平重衡(たいらのしげひら)の寵愛を受け、重衡が切られたのち、信濃の善光寺に入って弔ったという。 (「千寿」とも書く)...