びこう‐り【鼻高履】
つま先の高く上がった革製の浅沓(あさぐつ)。奈良時代に用いられ、のちに僧侶の専用となった。びこうぐつ。はなたかぐつ。
びこ‐しゃこ
[副] 1 動作などがぎくしゃくして円滑でないさま。また、ふぞろいで安定の悪いさま。「どうか—して乗りにくからう」〈滑・続膝栗毛・四〉 2 力んでじたばたするさま。びくしゃく。「何を—する」〈伎...
び‐こつ【尾骨】
脊椎末端にある、3〜5個の尾椎(びつい)の癒合した痕跡(こんせき)状の骨。尾骶骨(びていこつ)。尾閭骨(びりょこつ)。
び‐こつ【鼻骨】
鼻の付け根にある長方形の左右一対の骨。上方は前頭骨に連結。
びこつ‐きん【尾骨筋】
坐骨棘(ざこつきょく)から起こり、仙骨の下端および尾骨につく筋肉。肛門挙筋(こうもんきょきん)とともに骨盤隔膜を形成する。坐骨尾骨筋。
びこ‐つ・く
[動カ四]りきむ。虚勢を張る。ぴこつく。「おのりゃ脇指(わきざし)差いて—・くか」〈浄・浪花鑑〉
びこ‐びこ
[副]虚勢を張るさま。「番頭顔して—とやかましい」〈浮・娘気質・三〉
び‐こん【鼻根】
1 仏語。六根の一つ。においを感知する嗅覚器官。鼻。 2 両眼の間にある鼻の付け根の部分。鼻が額につながるところ。
びこん‐きん【鼻根筋】
外鼻の皮下にある筋肉の一つ。鼻背から起こり、額の皮膚につく。鼻根に横じわをつくる。