ラクチ‐いせき【ラクチ遺跡】
《Raqchi》ペルー南部にあるインカ帝国時代の遺跡。クスコの南東約100キロメートルの町、サンペドロの近郊に位置する。ビラコチャ神を祭る神殿、倉庫、集合住宅、貯水池と思われる遺構がある。いずれ...
もん‐ぴ【門扉】
門のとびら。「—を閉ざす」
やま‐あじさい【山紫陽花】
アジサイ科の落葉低木。山地の沢沿いなどに生え、楕円形の葉が対生する。夏、青や白色の花びら状の萼(がく)をもつ装飾花に囲まれた小花を多数つける。さわあじさい。
や‐ほろ【矢母衣】
箙(えびら)の矢の上から、または空穂(うつぼ)の穂の上からかぶせる袋状の布帛(ふはく)。
やま‐うつぼ【山靫】
狩りに用いる粗末なうつぼ。「—、竹(たか)ゑびらに矢ども少々さし」〈平家・八〉
や‐だね【矢種】
1 箙(えびら)などに入れて身につけている矢。「—のある程こそ防ぎけれ」〈平家・八〉 2 矢。「飛び来る—を受け流し」〈浄・鎌田兵衛〉
やま‐おだまき【山苧環】
キンポウゲ科の多年草。山地に生え、高さ30〜50センチ。茎は紫褐色を帯び、葉は深い切れ込みのある小葉からなる複葉。6月ごろ、花を下向きに開き、萼(がく)は紫褐色、花びらは黄色で距(きょ)が長い。
や‐なみ【矢並】
箙(えびら)に差した矢の列。また、その並びぐあい。「武士(もののふ)の—つくろふ籠手(こて)の上に霰たばしる那須の篠原」〈金槐集・上〉
や‐たて【矢立て】
1 矢を入れる道具。箙(えびら)・胡簶(やなぐい)の類。 2 「矢立ての硯(すずり)」の略。 3 携帯用の筆記用具。墨壺についた筒の中に筆を入れ、帯に差し込んだりして持ち歩く。
やまと‐ぐさ【大和草】
アカネ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約15センチ。葉は卵円形で、対生する。4、5月ごろ、茎の上部の葉の付け根に、淡緑色の雄花と雌花とをつける。雄花の花びらは3枚あって反り返り、雄しべは長くて...