なか‐ざし【中差/中挿】
1 (中挿)丸髷などの髻(もとどり)の中央に左右から差す笄(こうがい)。 2 箙(えびら)の中に差し入れてある矢で、上差(うわざし)以外の征矢(そや)。戦闘用とした。
なら‐ざらし【奈良晒】
慶長年間(1596〜1615)以来、奈良地方で産出した麻の晒し布。生平(きびら)を漂白した上質なもの。
なんばん‐はこべ【南蛮蘩蔞】
ナデシコ科の多年草。茎は分枝し、蔓(つる)のように伸びる。葉は卵形。夏から秋、白い5弁花を開き、花びらは2裂し、反り返る。萼(がく)は鐘状。実は黒く熟す。蔓仙翁(つるせんのう)。
ねじり‐うめ【捩り梅】
飾り切りの一。人参や大根を輪切りにし、花びらをやや斜めにねじった梅花形に切ること。また、そうしたもの。
ノット‐ストレート【not straight】
ラグビーで、スクラムおよびラインアウトでのボールの投げ入れが真っ直ぐに行われないこと。
トルコ‐ぎきょう【トルコ桔梗】
リンドウ科の一年草または多年草。高さ約60センチ。夏、茎の先に淡紫色の杯状の花をつける。花びらの質は薄く、紫・桃・白色などの園芸品種もある。北アメリカの原産。
ばくち‐の‐き【博打の木】
バラ科の常緑高木。関東以西の暖地に自生。樹皮は灰褐色で、うろこ状にはげ、あとが紅黄色になる。葉は大形の楕円形。9月ごろ、白い小花が群生して咲き、翌年初夏に楕円形の黒紫色の実が熟す。葉からとれる液...
はくさん‐いちげ【白山一華/白山一花】
キンポウゲ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約20センチ。全体に粗い毛がある。葉は手のひら状の複葉。夏、茎の先に白い花びら状の萼(がく)をもつ花を数個開く。白山で最初に発見された。《季...
はく‐もくれん【白木蓮】
モクレン科の落葉高木。3月ごろ、香りのある白い大きな6弁花を開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。葉は倒卵形。中国原産で、庭木とする。玉蘭。白蓮(はくれん・びゃくれん)。《季 春》
ハエン‐だいせいどう【ハエン大聖堂】
《Santa Iglesia Catedral de la Asunción de la Virgen》スペイン南部の都市ハエンにある大聖堂。正式名称は聖母被昇天大聖堂。16世紀にアンドレス‐デ...