ふしん‐ばん【不寝番】
一晩中、寝ないで番をすること。また、その人。寝ずの番。「—で詰める」
ふ‐しんぱん【付審判】
公務員の職権濫用罪などについて告訴・告発をした者が、検察官の不起訴処分に不服があるときに、事件を地方裁判所の審判に付することを請求できる制度。準起訴手続。
ふしん‐び【不審火】
放火の疑いがある、原因不明の火事。ふしんか。
ふしん‐ぶぎょう【普請奉行】
武家の職名。室町幕府では御所・城壁・堤防など、江戸幕府では、老中の下で土木工事・武家屋敷の管理などにあたった。
ふしん‐やく【普請役】
江戸時代、城郭・河川・道路・橋などの修築の際に、大名・諸士・農民などに賦課された夫役(ぶやく)。
ふ‐しんりゃく【不侵略】
侵略しないこと。
ふしんりゃく‐じょうやく【不侵略条約】
2国間あるいは多数国間で、相互に領土権を尊重し、侵略行為を行わないことを約する条約。不可侵条約。
不審(ふしん)を抱(いだ)・く
疑いの念を抱く。「挙動に—・く」
不審(ふしん)を打(う)・つ
疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこんな—・ち始めた」〈谷崎・続悪魔〉
不審(ふしん)を立(た)・てる
「不審を打つ」に同じ。「良人の—・つれば、何うも心悪う御座んすからとて」〈一葉・われから〉