ふん‐ゆ【枌楡】
1 ニレの木。 2 《漢の高祖が、故郷の社にあったニレの木を都に移し、神としてまつったところから》神聖な場所。神社。転じて、故郷。「蘋蘩(ひんぱん)の礼怠らず、—の影さかんなり」〈保元・上〉
ふんゆ‐の‐きょ【枌楡の居】
上皇の御所。仙洞御所。「太上天皇の尊号をかうぶりて、—をしめき」〈古活字本保元・下〉
ふん‐らん【紛乱】
[名](スル)入りまぎれ乱れること。混乱。「彼は此の情緒の劇(はげし)く—せるに際して」〈紅葉・金色夜叉〉
ふん‐りゅう【噴流】
[名](スル)気体や液体が激しい勢いで流れ出ること。また、その流れ。「—する空気を推進力とする」「—式洗濯機」
ふん‐りゅう【粉瘤】
⇒アテローム
ふんりゅう‐たい【粉粒体】
粉体と粒体が混ざって多数集合している状態。明確な区別はないが、粉体は大きさ1ミリメートル以下、粒体はそれより大きいものをさすことが多い。両者を合わせて、広義の粒体とすることもある。
ふん‐りん【賁臨】
[名](スル)⇒ひりん(賁臨)
ふん‐れい【奮励】
[名](スル)気力をふるい起こして、努め励むこと。「—努力する」「—すべき大目標」
ふん‐ろう【糞瘻】
腸管と腹壁とが癒着して瘻孔(ろうこう)を生じ、糞便が漏れる状態。
ふんわり
[副](スル)「ふわり」を強めていう語。「—(と)舞い落ちる雪」「—(と)焼き上がったケーキ」