ぶんげい‐か【文芸家】
文芸的な著作を専門の仕事とする人。
ぶんげいか‐きょうかい【文芸家協会】
日本文芸家協会の前身。
ぶんげい‐がく【文芸学】
文学を体系的、科学的に研究する学問。
ぶんげい‐きょうかい【文芸協会】
明治39年(1906)、坪内逍遥・島村抱月らを中心に、演劇・文学・美術などの改革を目的として設立された団体。同42年に演劇団体として改組、日本の新劇運動の起点となった。大正2年(1913)解散。
ぶんげいクラブ【文芸倶楽部】
文芸雑誌。明治28年(1895)1月創刊、昭和8年(1933)1月廃刊。初期は泉鏡花・樋口一葉・広津柳浪・小栗風葉・国木田独歩らの作品を発表したが、しだいに通俗化した。
ぶんげい‐しちょう【文芸思潮】
ある時代や社会の文芸の中に、創作上の根源として共通に流れている思想。
ぶんげいしゅんじゅう【文芸春秋】
総合雑誌。大正12年(1923)菊池寛が創刊。最初は随筆雑誌であったが、大正15年(1926)以降総合雑誌となる。昭和10年(1935)芥川賞・直木賞を設立。
ぶんげい‐しょう【文芸賞】
優れた文芸作品に与える賞。→文学賞 昭和37年(1962)に創設された文学賞。河出書房新社が主催し、年に1回、優れた小説に対して贈られる。新人の登竜門としての性格が強く、対象は未発表作品に限...
ぶんげいじだい【文芸時代】
文芸同人雑誌。大正13年(1924)10月創刊、昭和2年(1927)5月廃刊。川端康成・横光利一・片岡鉄兵ら新進作家によって創刊、その同人は新感覚派と呼ばれた。
ぶんげいじひょうというかんそう【文芸時評という感想】
詩人、荒川洋治の文芸時評。平成17年(2005)刊。第5回小林秀雄賞受賞。