ぶん‐ぷく【分服】
[名](スル)薬の一定量を何回かに分けて飲むこと。
ぶんぷ‐しょうへき【分布障壁】
生物学で、ある種の分布が隔離されて、交配が起こらない、もしくは起こりにくくさせている要因。移動能力が小さい種にとって、海や河川、山脈などが分布を分断する要因となる。
ぶんぷ‐ていすうかいろ【分布定数回路】
電気信号の波長に比べて空間的に十分に長いスケールをもつ電気回路。回路を構成する素子がそのスケールで連続して分布するような回路を指す。低周波の長い伝送線や高周波の電子回路などは、分布定数回路として...
ぶん‐べい【分袂】
[名](スル)たもとを分かつこと。別れること。決別。「楽を奏し、以て—の歌を唱う」〈織田訳・花柳春話〉
ぶん‐べつ【分別】
[名](スル)種類によって分けること。区別すること。また、その区分。「家庭のごみを—する」
ぶんべつ‐かきかた【分別書(き)方】
「分かち書き」に同じ。
ぶんべつ‐けっしょう【分別結晶】
混合溶液から、各溶質の溶解度の差を利用して析出・溶解を繰り返し、各成分を結晶化して分離・精製する方法。分別晶出。
ぶんべつ‐しょうしゅつ【分別晶出】
⇒分別結晶
ぶんべつ‐じょうりゅう【分別蒸留】
液体の混合物を、各成分の沸点の差を利用して蒸留によって分離する方法。石油化学工業の精製などで用いられる。精留。分留。
ぶんべつ‐ちんでん【分別沈殿】
2種類以上の成分を含む混合溶液に、各溶質の溶解度の差を生じさせる沈殿剤を加え、各成分を分離・精製する方法。互いに化学的性質がよく似た希土類元素の分離などに利用される。