へき‐れき【霹靂】
1 かみなり。いかずち。雷鳴。「青天の—」 2 雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。「—する時にも動かず」〈今昔・三一・三七〉
へき‐ろん【僻論】
すじの通らない議論。
へぎ【折ぎ/剝ぎ/片木】
1 薄くはぐこと。また、薄くはいだもの。特に、物を包んだりするために木を薄くけずったもの。「竹の皮の代わりに—で包んだ大きな握り飯は」〈有島・生れ出づる悩み〉 2 「折(へ)ぎ板」の略。 3 「...
へぎ‐いた【折ぎ板】
杉・檜(ひのき)などを薄く削って作った板。折敷(おしき)・折り箱などを作る。へぎ。
へぎ‐おしき【折ぎ折敷】
へぎ板で作った角盆。へぎ。
へぎ‐おり【折ぎ折(り)】
へぎ板を折って作った小形の箱。弁当箱などに使う。
へぎ‐ぼん【折ぎ盆】
へぎ板で作ったお盆。
へぎ‐もち【折ぎ餅】
餅を薄く切って乾かしたもの。かきもち。
へぎ‐やき【折ぎ焼(き)】
⇒杉焼き
ヘクサコード【hexachord】
両端が長6度のひらきをもつ6音から成る全音階的音階。第3音と第4音の間が常に半音となる。中世・ルネサンス音楽の教会旋法の基礎をなす音階。