カイザービラ【Kaiservilla】
オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州の町バートイシュルにある新古典主義様式の宮殿。19世紀半ばにフランツ=ヨーゼフ1世と妃エリーザベトの結婚を記念して建造され、夏の離宮として使われた。周囲...
かがやけるやみ【輝ける闇】
開高健の長編長編小説。昭和43年(1968)刊。ベトナム戦争特派員としての経験をもとに書かれた作品で、戦争の極限状態をリアルに描く。「夏の闇」「花終わる闇」へと続く闇三部作の第1作。
カオダイきょう‐じいん【カオダイ教寺院】
《Toa Thanh Cao Dai》ベトナム南部の都市タイニンにある寺院。新興宗教カオダイ教の総本山。1933年から1955年にかけて建造。キリスト教の大聖堂に極彩色のアジア風の装飾が施され、...
カオ‐バン【Cao Bang】
ベトナム北東部、カオバン省の都市。同省の省都。首都ハノイの北約200キロメートル、バンザン川沿いに位置し、中国との国境に近い。同国最大級のバンゾック滝のほか、タンヘン湖、パックボ洞窟などの景勝地...
カオダイ‐きょう【カオダイ教】
《(フランス)caodaïsme》ベトナムの新宗教。1926年、レ=バン=チュンが創始。儒・仏・道の3教、民間信仰・キリスト教を融合したもので、民族主義の強い性格をもつ。高台教。
か‐ずい【花蕊】
花の雄しべと雌しべの総称。
カイディンてい‐びょう【カイディン帝廟】
《Lang Khai Dinh》ベトナム中部の都市フエの郊外にある霊廟。市街中心部の南約8キロメートルに位置する。阮朝第12代皇帝カイディン(啓定)を祭る。1920年から1931年にかけて建造。...
カイン‐チュア【(ベトナム)canh chua】
《「カンチュア」とも》ベトナム料理の一。タマリンドで味付けをした酸味のきいたスープ。具に魚のほか、トマト・ハスイモの茎などを用いる。
かけ・る【翔る/駆ける】
[動ラ五(四)] 1 鳥や飛行機などが、空高く飛ぶ。飛翔(ひしょう)する。「大空を—・る鷲(わし)」 2 (駆ける)速く走る。「血眼になって行手を見つめて—・って居るさまは」〈寅彦・伊太利人〉 ...
かち‐わたり【徒渡り】
[名](スル)歩いて川を渡ること。徒渉(としょう)。「馬蹄型の入江は…—されそうにすべすべと青かった」〈野上・迷路〉