ほく‐てき【北狄】
古代中国人が、匈奴(きょうど)・鮮卑(せんぴ)・韃靼(だったん)など北方の異民族を卑しんで呼んだ語。→西戎(せいじゅう) →東夷(とうい) →南蛮(なんばん)
ほく‐てん【北天】
北の方の空。北半球の空。また、北国の空。⇔南天。
ほくてん‐せん【北転船】
操業海域を日本近海から北太平洋海域に転換した中型底引き網漁船の通称。昭和35年(1960)の漁業政策による。スケトウダラ・カレイなどを漁獲。北洋転換底引き網漁船。北洋転換船。
ほくでん‐ぶっきょう【北伝仏教】
⇒北方(ほっぽう)仏教
ほく‐と【北斗】
「北斗七星」の略。「泰山(たいざん)—」 中国の衛星測位システム。2000年から2007年にかけて4機の人工衛星が打ち上げられ、中国と周辺国で限定的に利用された。2012年からアジア太平洋地...
ほくと【北斗】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある市。函館市に隣接し、セメント工業が盛ん。北海道での稲作発祥(江戸初期)の地。トラピスト修道院がある。平成18年(2006)2月に上磯町・大野町が合併して成立...
ほくと【北杜】
山梨県北西部にある市。秩父多摩甲斐国立公園、南アルプス国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園に囲まれている。平成16年(2004)11月に明野(あけの)村、須玉(すたま)町、高根町、長坂町、大泉村、白...
ほく‐と【北都】
平安京、すなわち京都の異称。奈良の南都(平城京)に対していう。北京(ほっきょう)。→南都
ほく‐とう【北東】
北と東との中間にあたる方角。東北。
ほくとう‐せき【北投石】
鉛を含む重晶石の一種。淡褐色の温泉沈殿物として産し、台湾の台北の北方にある北投(ペイトウ)温泉で発見。