ほっ‐たん【発端】
《端緒を発(ひら)く意》 1 物事の始まり。事の起こり。「事件の—」 2 心の底。心底。「—ヨリ科(とが)送リヲスル」〈日葡〉
ホッチキス【Hotchkiss】
紙とじ器の一。取っ手を強く握ると、コの字形の針金が押し出されて紙がとじ合わされる。ホチキス。
ほっちゃれ
川に戻り産卵を終えたサケやマス。肉がやせ味が落ちる。ほっつぁれ。
ほっ‐ちらか・す【放っ散らかす】
[動サ五(四)]投げ散らかす。また、物事をやりっぱなしにする。「ビスケットの食余(くいかけ)が—・して」〈紅葉・多情多恨〉
ほっつき‐ある・く【ほっつき歩く】
[動カ五(四)]「ほつきあるく」の音変化。「繁華街を—・く」
ほっつき‐まわ・る【ほっつき回る】
[動ラ五(四)]《「ほつきまわる」の音変化》あちこち歩き回る。うろつきまわる。「仲間と夜の街を—・る」
ほっ‐つ・く
[動カ五(四)]《「ほつく」の音変化》当てもなくあちこち歩き回る。うろつく。「どこを—・いていたのか」
ほっ‐てい【発程】
[名](スル)⇒はってい(発程)
ほって‐と
[副]十分に。たっぷりと。「身共も口で—もてないて戻さう」〈虎明狂・鱸庖丁〉
ほって‐も
[副]どうしても。到底。あとに打消しの語を伴って用いる。「おれと行くといふと、—早く帰られぬ」〈洒・遊子方言〉